前回は「夢、目標の見つけ方」という記事を書きました。これは夢や目標がわからないという人がどうすれば夢を見つける事ができるか?というお話でした。
経験談なのですが、夢がわからないという状態から、自分のやりたい事が見つかった時というのはワクワクします。このワクワクが次の行動を促してくれるんですよね。
自分の心は自分のやりたいことを一番わかっています。普段意識していませんが、本当にやりたいことを見つけた時は心が反応してくれますので、自分でもすぐにわかります。
今日は自分のやりたい事が見つかった人、なりたい理想の自分がわかったところで、ではどのようにそれを実現してくのか?という部分をお話ししていきたいと思います。
誰にでもできる方法ですので、是非お試しください。簡単な方法です。
目次
- 状態イメージを書き出す。
- 状態のギャップを見つける。
- 「数値化」をしよう。
1 状態イメージを書き出そう。
自分の夢リストを出してみてください。リストに書かれてある物の中に、”自分の状態”について書かれてある項目はありますか?
理想の生活を送っている自分って、少なからず今の状態から変わっている事があると思います。その時の自分ってどういう状態なんだろう?っていうのをイメージしたものがリスト化されていたほうが夢の実現は早くなると思います。
例えば僕の場合だと以下のような事を書いてました。
ちなみに当時は23歳で、「自分は投資家として生きていくんだ」と決めた後の状態イメージを膨らませていた時の事です。自分のやりたい事はなんだろう?と自問自答をしていた時です。
状態イメージのリスト
服装自由、時間自由の働き方。もしくは、柔軟に対応できるフレキシブルな働き方をしている
健康を意識していて、毎日運動の習慣がある
周囲の人とは、良い協力関係ができていて、GIVEができている。
常に経営者との関わりがある。
投資家と呼ばれている人が周囲に20人以上いる。
相談できる優秀な人材が周りにいる
政治家と繋がりがある
国際的に仕事をしている
母国語以外の言葉を話せる
満員電車には乗っていない
車で移動している
お酒はほどほどに飲んでいる
タバコは吸わない
年に4回は海外に行って仕事している
彼女とのデートを週に一回はする
実際はこんなものじゃなく、もっと詳細まで書きました。例えば「常に経営者との関わりがある」というイメージを書いていた項目を、より具体的に書くイメージです。
常に経営者との関わりがある→
「経営者の人と、新規事業について打ち合わせをしていたり、顧客紹介をしていたり、ゴルフに行ったり、お互いに仕事仲間としての関係がある」
こんな感じでイメージをどんどん膨らませます。そうすると、それをイメージしている時、自分には脳内で「映像」が見えていると思います。自分が成功している時のイメージが脳内で映像化されたらそのイメージは現実化すると言われています。「思考は現実化する」というあの有名な言葉ですね。
実体験ですが、自分の望んでいる状態が一体いくらの年収で叶うのか?ということがイメージできないことがあります。これは仕方のないことで、実際にその資産状況になってみないとどうしようもありません。
ですが、「理想の状態を叶えている」人物を出会うことで、話を聞くことができます。話を聞くことで、自分とのギャップも見えてくるし、考え方やうまく行けばどうすればその状態になれるのか?を聞くこともできるかも知れません。
なので、僕からのオススメは「既にそういう状態になっている人を探す」事をオススメします。今の時代、理想としている人生を歩んでいる人を見つけるのはそんなに難しくないと思います。自分が常に意識してアンテナを張っていれば自然と出会いは生まれてくるはずですので、意識だけはしておきましょう。
2 状態のギャップを見つける
理想の状態のイメージが出来たら、次は現状の状態を、考えてみましょう。特に大事なのは、今その状態が出来ているかどうか、できる限り正確に正直に書いてみましょう。その時に理想の状態と、自分の現状のギャップがどのくらいあるのか見つかります。
例を書いていきます。
例1
理想の状態
服装自由、時間自由の働き方。もしくは、柔軟に対応できるフレキシブルな働き方をしている。
現状の状態
毎日スーツをきて、職場と自宅の往復の毎日。
例2
理想の状態
健康を意識していて、毎日運動の習慣がある
現状の状態
運動の習慣なし、運動不足で体力も落ち気味
例3
理想の状態
投資家と呼ばれている人が周囲に20人以上いる。
現状の状態
投資家の知人は一人もいない。
理想の状態リストからいくつか抜粋しましたが、大きくギャップがあることがわかりましたので、このギャップを埋めることができれば、理想の状態になることができるということです。
このギャップが、「自分に足りないもの」だと認識することができれば、あとはその足りないものを埋める行動をすることで、理想に近づいていくことが実感できます。
大事なのは「自信」です
自分の足りていない部分というのは多くの場合が「無駄な習慣」とか「無駄な癖」だったりします。つまりギャップを埋める作業は「今までにない習慣をつける」という事だったりします。
自分が今までしていなかった習慣をつける時っていうのは、意外と難しかったりします。習慣をつけるには「継続」しか方法がないからなんですね。
はい、僕も「継続」ということが大の苦手でした。でも僕の理想像には物事を継続している自分がいるし、成功者という人を見ても必ず重要な事を継続していることが少なくありません。
継続をしていると、「当たり前(習慣)」になるので、もはやその状態になっていると言っていいでしょうね。習慣になってしまえば自分が変わったことに気づけるはずです。
その変化に気付いた時、自身が生まれます。実体験です
3 ギャップは数値化しよう
ギャップを埋める作業をする時のポイントですが、「数値化」です。自分の現状と理想の状態のギャップに対して、ある程度の指標をつけなければいけません。数字はその指標となるものです。
例えば、「健康に意識していて、運動の習慣がある」という理想の状態ですが、そもそも健康を維持できる運動というのがどのぐらいのものなのか?を調べる必要があります。
もちろんこれは個人差があることなので正解はないと思いますので、指標とする数字は自分で決めるか、平均値を調べたりなど、ネットの力を借りて、健康を維持する運動の指標をつけるといいと思います。
仮に、健康を維持できる最適な運動の指標が「毎日3キロ歩く」事だったとします。
実際成功者では、歩く習慣がある人が多いと言われています。どのぐらい歩いているかわかりませんが、そんなにハードな距離を歩いているとは思いませんので、適度に2〜3キロだと仮定しましょう。
そうやって数値化された数字は、あなたのギャップを埋める「行動の目標数値」となりました。この数値化された行動目標を毎日行う事で、習慣化されていくという仕組みです。
これが実際にかなり役に立ちますのでオススメです。
人間は弱い生き物なので、「やるかやらないか」という行動目標まで落とし込まないと動けなかったりします。逆にここまでわかっていて、行動をしないという事は、本当にやりたいことではないのか、「夢と行動がリンクしていない」と本人が感じているのだと思います。
その場合、もう一度状態イメージ、もしくは夢リストからやり直してみてもいいかもしれません。
まとめ
夢リストから続き、リストに書かれた事をいかに具現化していくか。というところまで話ができました。
このギャップ埋め作業を継続してやることが成功への近道だと言っても過言ではないと思います。
「継続は力なり」という言葉を思い出して、日々自分との戦いに勝ちましょう。
終わります。