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これはもう単純明快なマーケットの真理だと思う
問題はダウ理論における重要な
「高値」という概念と「安値」という概念があいまいで、市場参加者全員の認識を統一することが難しいことであろうと思う。
しっかり理解するのと同時に身体に叩き込まなければいけない
この問題を解決する方法はいくつかあるだろうが、最も大きなファクターを占めているのが
「時間軸を変えて判断しないこと」だろう
例えば次のチャート画面、BTCUSD1Hだが、明確に上昇トレンドが見える。
この場合、上昇トレンドと買いのポイントとなるのは53000付近に引かれた水平線支持帯か、チャネルの下限ラインにタッチした時だろう。移動平均線を根拠に平均値で買いも一つの手だと思う。
大事なのは、分析をした時間足でエントリーした場合には、撤退も、利確も、損切も
その時間足内において判断するべきということだ。
思った通りの値動きにならなかったから別の時間軸を見始めて、まだ安値は更新していない(一般的には直近の安値よりも下にレートをつけた場合、それは更なる下落のサイン)と自分を正当化し始める
それは由々しき事態であると同時に、証拠金を無駄に減らす自殺行為に他ならない。
いますぐやめるべきだ。
以下のチャートはBTCUSDDaily(日足)
先ほどの一時間足では見えていた上昇トレンドはどこにもない。
一時間足で設定した損切のラインを日足に戻して安値に引き直すととんでもなくエントリーから離れることになる(逆行した場合の損失が膨らむ)
これは初心者が必ず陥る罠であると同時に、連勝で緩んだ心の隙間をついてくる
人間が抗いがたい感情と共に破滅を連れてくる悪魔のようなものだ
まとめ
テクニカル分析を行った時間軸は、そのトレードが完遂するまで時間軸並びに利確と損切ラインは変更してはならない
About Post Author
Kenzo Noguchi
野口 賢三 Kenzo Noguchi
1989年福岡市出身、東京都在住。
国家公務員、デイトレーダー
投資歴7年、外国為替、暗号資産、日本株式等
夢は
「相場を動かせるクジラになること」
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