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固定費(こていひ)とは、売上の増減にかかわらず発生する一定額の費用のことです。

一般家庭だと、仕事をしてもらう給与の増減にかかわらず発生するライフコストです

言うまでもなく、固定費が低い方が可処分所得(使えるお金)は増えます。

逆に固定費が高いと、使えるお金が減り割とハードな生活になることが多いです。

特に、これから起業をしようと思っている方はこの固定費については常に意識することをオススメします

新型コロナウィルスの蔓延により、給与が下がるなど悪い影響が出ている人はこの機会に固定の見直しをしましょう。

固定費とは

固定費(こていひ)とは、売上の増減にかかわらず発生する一定額の費用のことです。

主に事業を営んでいる方がこの言葉を使っていますが、一般家庭にも固定費はあります。

固定費に該当する具体的な費用には、以下のようなものがあります。

事業運営での固定費

主に以下のようなものがありますね。代表的なものを挙げていきます。

  • 人件費
  • 地代家賃(所謂賃料です)
  • 水道光熱費
  • リース料
  • 減価償却費
  • 通信費
  • 社会保険料

上記のようなものがあります

会社が事業を営むにあたっては、製造・販売などの操業をしていなくても必ず支払いが発生する費用があります。

たとえば、事務所の家賃は毎月必ず発生しますし、設備を使っていなくても減価償却費は発生します。

人件費も同様で、従業員を雇っている以上は必ず支払わなければならない費用です。

フリーランスとして起業するなどの場合は、人件費は自分の給与分を固定費と考えましょう。

このように、原則として”固定”の金額が発生する費用は固定費とされます。

最近だとわかりやすいものはサブスクなどの定額で引き落としされるものです。ネットフリックスやアマゾンプライムなどで作品を一話も見なくても毎月定額で引かれますよね。あれと同じ考え方でかかる経費が固定費です。

以上は事業を営んでいる場合に発生するものですが、一般家庭で考えると以下のようなものがあります

一般家庭の固定費

一般家庭だと以下のようなものが挙げられます。

  • 家賃、住宅ローン
  • 水道光熱費
  • 携帯代、通信費
  • 食費
  • カーローン
  • 保険代
  • 車両維持費
  • 固定資産税

ごく一般的な費用を書いてみました

他にある方もいるとは思います

一度自分のものと比較してみてください

ポイントは、一日中寝ている生活を続けてそれでも毎月かかっているものです

最近だと新型コロナウィルス感染症の影響で自宅で自粛という空気になっていますがこの自粛生活を続けているだけでもかかる費用だと思うとわかりやすいと思います。

フリーランスで家で仕事を

起業するなら固定費は下げよう

分かると思いますが、起業をするのであれば固定費はできるだけ低いほうがいいです

というより、極限まで下げた方がいいと思います

なぜかというと、起業をすると相当なセンスかお得意様がいない限り、初月から売上、収入が入ってくることはないからです

おそらくほとんどの人は起業前に貯金をして、それを元手に融資を受けて事業を始めるかと思いますが

その際に固定費が高いと、事業運営に大きな影響が出ます

事業をやる上で一番の敵だと思っていいと思います

実際に起業をしたらわかりますが、事業というのは売上があっても倒産する”黒字倒産”というものがあります

売上になる見込みができても実際に現金として手元に入ってくるには時間がかかります

2ヶ月後、3ヶ月後になるなんていうのはザラにあります。

もちろん入金があるまでにも売上を作るために営業活動を行わなければなりませんが

営業活動にも費用は発生しますよね

固定費とは裏腹にこれらの費用のことを”変動費”と読んでいます

変動費とは字の通りで、毎月変動する費用です。

この毎月変動する費用は、会社によっても変わりますし

ビジネススタイルによってまちまちです

例えば固定費が100万円だとします

この固定費だけでも年間1200万円の費用が発生します

事業を継続させていくためには年間1200万円の売上を作る行動をしなければいけません

その売上をあげるために使った費用が変動費となります

接待をした時の会食費

営業するために使った交通費

新商品を宣伝するための広告費

他にもまだまだかかると思いますが、まぁこんなところでしょう

売上をあげるために使う費用=変動費

事業を継続させるために使う費用=固定費

この二つの費用を念頭に置いて事業を運営しなければいけません

大事なことは、支払いが大変だからといって変動費を下げてしまうと売上が下がりますので

やはり固定費を削減することをがポイントですね

起業前にやるべきこと3つ

起業前にやるべきことを3つのポイントでお話します

  • 固定費を算出し、削減する
  • 最低半年分の貯金
  • クレジットカードを作る

それぞれ解説していきます

固定費を削減

冒頭から話していますが、固定費は極限まで削減しましょう

起業をする前であるなら、まだ一般家庭の固定費に該当するかと思いますので、一般家庭の固定費から削減することをオススメします

携帯代、通信代はできるだけ安いものに変えましょう

僕が起業したのは2013年のことでしたので、今でいう格安 SIMというのはありませんでした

今起業するなら、格安SIMに変えることで3大キャリアの通信費の3分の1に抑えることができます。固定電話である必要があればそれも仕方がありませんができる限り安いものをつかいましょう

交際費も削減しましょう

どうしても必要な場合は仕方がないことかもしれませんが

起業するに当たって、友達と飲みにいく交際費などは一旦削減した方がいいでしょう

起業する前なら顧客が付いている訳ではないと思いますので

仕事としての交際費はないはずです

起業をするなら、「使うお金は全て事業のためのもの」

という意識を持つことが大事です

最低半年分の貯金をしよう

起業する前に、最低半年分の貯金をしましょう

何を基準に半年分なのかというと、固定費の半年分(6ヶ月分)です

なぜかというと、前述しましたが、起業をしてすぐに売上が立つことは非常に珍しく

また売上がたっても、すぐに入金になることはありません

その場合、事業資金としての確保がないと生活に困窮してしまいます

身体が資本とよく言いますが心身ともに健康でいるためにも、生活に困窮しない範囲での資金を確保しましょう

経験上、6ヶ月分あればかなり余裕を持って事業に集中することができます

何もしなくても6ヶ月生き残ることができるという精神的な余裕が生まれて

事業にもいい影響が出ます

クレジットカードを作る

起業する前であれば、会社員として働いている方がほとんどだと思います

会社員の一番のメリットは、毎月決まった額の給与がもらえるということですので

クレジット会社もある程度信用がある状態ですので、比較的簡単にクレジットカードを作ることができます

起業すると、この信用が低くなりますので(売上があってもなくてもあまり関係ない)

起業前にクレジットカードはできる限り多く作っておくことをオススメします

事業をやっているといつ何が起こるかわかりませんので

クレジットカードがあると急な出費にも対応しやすくなります

またクレジットカードの特徴として、使用した分は後払いですので

資金計画も立てやすく、入金があるまでの緊急用として使うこともできます

信用のある会社員の立場の時に作っておきましょう

限度枠は限界まで作っておくことをオススメします

まとめ

会社への忠誠心がなくなり、自由な生き方を求めてフリーランスとして起業する方が増えていますね

自分の人生ですので、やりたいようにやることをオススメしますが

きちんとやるべきことをやってからの方が成功率は上がります

起業前だと気持ちもモチベーションも高いので

すぐに行動を起こしがちですが、準備は必ず必要です

何を準備するべきなのか、起業したらどのようなことが起こり得るのか

しっかり情報を集めて行動するようにしましょう

ここでは最低限やるべきことを書いていますので

まずはそこから始めましょう

どこのクレジットカードがいいのかなど、まとまってかかれてある電子書籍がありますので⇩

100%ムックシリーズ 完全ガイドシリーズ200 クレジットカード完全ガイド【電子書籍】[ 晋遊舎 ]

今持っているクレジットカードとも比較してみるといいと思います

About Post Author

Kenzo Noguchi

野口 賢三  Kenzo Noguchi 1989年福岡市出身、東京都在住。 国家公務員、デイトレーダー 投資歴7年、外国為替、暗号資産、日本株式等 夢は 「相場を動かせるクジラになること」 Twitter:https://twitter.com/KenzoNoguchi Facebook:https://www.facebook.com/kenzo.noguchi.71/ YouTube:https://www.youtube.com/channel/
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