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暗号資産に限らず、投資をしている人なら誰しも経験がある「暴落」。

2020年5月10日にもビットコインが高値108万を超えたところから下落傾向にあり、80万円代まで一時急落しました。

その差額28万円幅の暴落。1ビットコインを保有している場合28万円、0.1ビットコイン保有しているなら2.8万円の損失となりました。

保有している暗号資産の量にもよりますが、多くの方にとって大損害となった出来事でした。

暴落時には、資産が大幅に減ったことで精神的にも余裕がなくなります。そこで冷静さを失ったときに新たに取引をしようとすると、さらなる損失になることも少なくありません。

暴落時の対応は何をするべきか?に注目したいと思います。

暴落時には慌てないことが大事

暴落時にするべきこととしては、早期の損切です。

投資をする際には、利確(リカク)するタイミングと、損失が出た場合の損切(ソンギリ)するタイミングを決めていると思いますが、暴落時には損切ラインを大きく跨いで下がっていくこともあります。

みるみる減っていく資産を見て、慌てて売買をするともっと資産を減らす結果になってしまいます。

冷静な取引ができないからです。

そのため暴落時でも落ち着いて取引をするために、まずは損切を先に終わらせておくことが大事です。けがをして出血しているところをまずは止血しなければいけません。

損失を出すことは悔しい事ですが、割り切るしかありません。

一度取引から離れることも大事

一旦落ち着くということですが、損失が出たときの心理状態は、経験したことがある人でないとわからない、なんとも言い難い心理状態です。

そんな状態で次の売買をしようとすると、更なる損害を出しかねません。

一度取引から心を話すことが重要だと考えます。

別の事を考える、取引から離れるために、漫画を読んでもいいし、ゲームをしてもいいし、映画をみるなど、とにかく一度リセットする必要があります。

これは暴落時に限りませんが、損失を早く受け入れて損切することが、損失を少なくする方法です。

絶好の買い時かも知れない

相場にはしっかりと物理の法則が働くようで、急に下がった(暴落した)価値は急に上がる(急騰する)ことも少なくありません。

持っていた価値から下がったところから、さらに価値が元に戻る事があるのでそうすると暴落時というのは安く買えるので買い時と言えると思います。

一度取引から離れてみて、チャートをもう一度チェックするところから開始しましょう。ポイントは冷静になっているかどうかです。

暴落後、一旦取引から離れて一息つき、冷静になった時点でチャートを見ながら分析して、次の取引に備えましょう

買うべきか、売るべきか、それとも待機しておくのか。それも投資家としての判断になってきます

もし、その後も上がるという見立てであれば、売らずに保有し続けるという方法をとることもできます。

資金に余裕のある方であれば、暴落したところで再度買う。というスタイルで枚数を増やしていく方法もあります。

枚数が増えるので、再度上昇することが見込めるのであれば損失を早く取り戻すことができます。しかし逆に下降するようなことがあればその損失額は大きく早くなります。

そのため初心者では、まずは損失を受入れて、早めに損切りするという方法がベターだと思います。余剰資金とはいえ悔しいですが、早めの損切は賞賛されることが多いです。それだけ損切をすることが難しいことなんです。

投資初心者の暴落時の対応

まず投資初心者の方は、暴落時に慌てないことが最重要です。最近ではロスカットという制度もありますので、ある程度の損害が出た時点で強制的に売却されるところがほとんどです。

いきなり資産がマイナスになるということはありませんのでご安心ください。

暴落時は市場が不安定になっていますので、下手に資金を投入すると大損害になりかねませんので、一旦落ち着くまでは待機しておいたほうが良いと思います。

チャートを見ながら、レンジをチェックして、出来高をチェックする、ニュースを調べるなど分析に時間をかけるほうがいいと思います。

そして今後の展望が見えた時点で資金を投入しましょう。間違っても乱高下している最中に相場に入らないことをおススメします。大損害になります。。

売買ルールを決める

投資をする以上、ルールに則って取引をしないとそれは投資ではなくなります。

ほとんどの方はルールに従い取引することを心掛けていると思いますが、初心者だとそれがわからないことももしかしたらあるのかもしれません。

このルールも人それぞれですから正解はありません。資金力の違いによってルールが変わりますので、自分の資金力と相談をしながら決めるのがいいと思います。

私は利益20%、損失10%というルールを決めています。

これは例えば一日10,000円の利益を出す、という目標を決めることでもいいと思いますし、とにかく出口戦略をしておくことです。

買ったときから、いくらぐらいの利益がでれば売るのか、出口のことも考えたうえで投資をしないとそれはいい結果にはつながりません。

まとめ

暗号資産は2009年に初めて生まれてからまだその歴史は浅く、11年しかありません。

この暗号資産業界は常に新しいものに変わりつつあり、その技術、制度もどんどん高まっています。

暗号資産が今後どうなっていくのか、それは誰にもわかりませんが、少なくともこの暗号資産を世界基準にしたいという人たちがいますし、この暗号資産を使って投資活動を行っている人もいるので、今後の動向は見逃せません。

しかし一方で暗号資産投資はまだまだ不安定なところが多いので、暴落などのリスクも比較的高い傾向にあります。

しかし予め暴落を予測することも、常に情報を集めていれば可能ですので、情報を集め勉強することでそのリスクを大幅に減らすこともできると思います。

暴落のリスクはつきものなので、暴落時に何をするのか、あらかじめ自分の中でルールを決めておいて、暴落が起きたらそれを実行する。というルールに従って、確実に自分の資産を守るようにしましょう。

About Post Author

Kenzo Noguchi

野口 賢三  Kenzo Noguchi 1989年福岡市出身、東京都在住。 国家公務員、デイトレーダー 投資歴7年、外国為替、暗号資産、日本株式等 夢は 「相場を動かせるクジラになること」 Twitter:https://twitter.com/KenzoNoguchi Facebook:https://www.facebook.com/kenzo.noguchi.71/ YouTube:https://www.youtube.com/channel/
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