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こんにちは、サキヨミです。
前回は、FXトレードをやる上で大事な原理、原則「ダウ理論」についてお話しました。
（見てない方はコチラ→）
FXトレードをする上でダウ理論を意識することで「トレンドに逆らわない」、「トレンド発生を判断する」、「トレンド転換を察知する」ことができるようになり、勝率の大幅アップや、伸ばせる利益を伸ばせず早すぎる利確などを防ぎ、適切なトレード、トレンドに逆らわないトレードができるようになることを説明しました。
ここからはさらに、初心者がトレードを始める際に迷いがちなよくある疑問
「いつエントリーすれば良いのか？」
という疑問に対して、解決策となり得るテクニカル分析方法、「平行チャネル」について説明していきます。
平行チャネルとは
平行チャネルとは、トレンドラインと並行するラインを1本描画することができるFXトレードで約立つテクニカルツールです。
※トレンドラインについて知りたい方は別記事で説明していますのでそちらをご参照ください。
トレンドラインを使うことで、現在の相場が「上昇トレンド」なのか、「下降トレンド」なのか「保ちあい」なのか、環境の把握をすることができることに対し
平行チャネルの場合は、環境把握と合わせて、現在の相場環境では
「どのぐらいのボラティリティがあるのか？」を把握することができるようになります。
具体的にチャート図を見ながら解説していこうと思います。
こちらのチャートを見て、初心者のあなたは「買い」からエントリーするでしょうか？それとも「売り」でしょうか？
上がるのか、下がるのか、現時点では何もわからないのではないかと思います。
初心者の頃は、すぐにでもトレードを始めたくて環境認識をしないまま、すぐにエントリーしてポジションを持とうとします。（ポジポジ病）
もちろんそれで資産が増えることもあります。しかしいつまでもそれで勝ち続けることはできないと断言します。
なぜなら、環境認識をしないままエントリーすることは、トレーディングとは言えず、ただのギャンブルだからです。上がりそう、下がりそうという根拠もないままのギャンブルをしていると資産は激減していきます。
そういう時に平行チャネルと使うと、環境認識ができ、エントリーするべきタイミングを見計らいポジションを持つことができます。
初心者のうちは、環境認識をすることの重要性がわからない人も多いですが、トレーディングを続けていくうちに、環境認識こそが、トレーディングで勝つための必勝法とも言えると思えるようになります。
平行チャネルとは、エントリーするポイントがわからずにいる初心者を、中級者へと引き上げてくれるガイドとなってくれる存在なのです。
平行チャネルの引き方のポイント
平行チャネルの引き方のポイントを押さえておきましょう。
平行チャネルとは、環境認識をすることが主な使い方となるテクニカル指標です。
そのため、基本的にはトレンドラインの引き方を変わりません。
1 最高値と、直近の目立つ高値をラインで引く
2 最安値と、直近の目立つ安値をラインで引く
3 上限、下限共に、最低3つの反発ポイントがあること
原則、この3つのポイントを押さえておけばいいでしょう。
このように平行チャネルを引くことで、相場の状況がよくわかると思います。
ここでわかることは「下降トレンド」であるということ。
平行チャネルが右に向かって下降しています。明らかな下降トレンドになっています。
そしてもう１つ、平行チャネルの上限と下限が目に見えてわかるようになりました。
つまりこの下降トレンド中のボラティリティは、このチャネル内で収まっていることがわかります。
ボラティリティがわかると、どのぐらいのロット数でエントリーすればどのぐらいの値幅が取れるのかわかりやすくなります。
平行チャネルを使ってエントリーポイントを決める
それでは先ほどの平行チャネルを引いたチャートを見て、どこでエントリーするべきか、エントリーのポイントを見ていきましょう。
チャートを見ればわかる通り、しっかりと平行チャネルの下限で反発し上昇、チャネルの上限では反発して下落していることがわかります。
平行チャネルを引くことで、現在のレートがチャネル内で、「高い」のか「安い」のか、環境認識をすることができるようになりました。
このどちらでもない、上限のラインと下限のラインの中央にある点線「中央線」のあたりをレートが行き来している場合は、「どちらかのラインに近づくまでエントリーするべきではない」という認識ができるようになります。
上限ライン、下限ラインまで引きつけてエントリーをして、どちらかのラインに近づいたら利確をする、それで現在の相場環境でのボラティリティの最大まで値幅を獲得することができるようになり
トレードの成績が大きく変化し、利益を最大化することができるようになります。
まとめ
相場の環境認識、現在のトレンドの認識、エントリーのポイントを確認できるテクニカル指標である「平行チャネル」を使い、利益を最大化し、エントリーポイントを間違えないことで損切りを減らすこともでき、暗号資産の特徴である大きなボラティリティに臆せず、トレーディングで儲けることができます。
平行チャネルの引き方はそのトレーダーによって変わることも多くありますが、大事なことは
「より多くの相場参加者に意識しているラインを見つけること」です。
なんどもラインを引く練習をして、しっかり反発しているラインを見つけることができるようになったら、トレーディングへの自信もつき、自信を持ってトレードすることができますので
平行チャネルを活用することをオススメします。
ラインを引く練習には、トレーディングビューというサイトがオススメです。ぜひご活用ください。
https://jp.tradingview.com/chart/du4fpZBz/
