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このページにたどり着いた暗号資産投資FXの初心者のみなさま、訪問いただきありがとうございます。トレーディングを始めようと思っても、何から勉強したらいいのかわからないという声も多くあります

この記事は初心者向けに、できる限りわかりやすく書いていきますので、少しでもお役に立てれば幸いです。ぜひごゆっくりご覧ください。

さて、今回は前回に引き続き、暗号資産FXのテクニカル分析方法についてお話ししていきます。

前回の記事は初心者向けに「平行チャネル」についての記事でした。ご覧になられていない方は以下のリンクから見れますのでご覧になってください。→

最近では暗号資産、仮想通貨相場が強気で、ビットコインをはじめほぼ全ての暗号資産が軒並み上昇しています。Twitterを見ていてもこのブームを機に暗号資産投資を始めると言った声が多く散見されます。

今回お話しする「水平支持線」「水平抵抗線」は、多くのトレーダー、投資家が意識しているテクニカル分析方法で、大きく勝率に関わってくる分析方法です。初心者にとっては必ず役に立つ方法です。

しっかり活用して、トレーディングに活かしましょう。

水平支持線を引くコツ①「多くの参加者に意識される」ポイントを探すこと

マーケットにおいて、レート(株価、価格)を決めるのは一体誰でしょうか。株式を発行している会社でしょうか?いいえ、決めているのは市場参加者です。

レートは無限に上がり続けるものではありません。逆に下がり続けることもありません。

ある一定のラインに到達した瞬間に反転し今度は逆方向へと進みはじめます。そうやって、波打つようにチャートを形成していきます。

重要なのは「どこが意識されている高値」なのか、あるいは「安値」なのかです。

チャートを見ながら説明していきます。

こちらのチャートを見ると、価格が上下を繰り返していることがわかりますが、ある一定のラインで反転しているのがわかります。反転後、また一定のラインでさらに反転しているところがあります。

この反転したタイミングというのが、多くの市場参加者に意識されているラインだと認識することができます。

まず水色の丸サインを見てください。

勢いよく下落をして反転上昇しましたが、あるポイントでさらに反転していることがわかります。

この反転しているポイントに「何かある」と多くの市場参加者は考えます。大量の売り注文が入っているのか、それとも急落時に損切りができなかった人たちが、戻り高値で損切りをしたタイミングなのかわかりませんが、そこで反転下落している以上「売り」が多く入ったことがわかります。

その高値に水平線ラインを引いてみましょう。以下のようになります。

このように意識されている高値に水平線のラインを引くことで、現在のトレンドの高値を把握することができます。

水平線を引くコツ②正しい水平線は反発しているポイントが多い

意識されている高値のポイントを軸に、水平線を引くことができましたが、この水平線が正しく引けているのか、初心者だとまだ不安な点も多いと思います。

そこで水平線が正しいかどうかを確認するコツを確認していきたいと思います。

先ほどのチャートを確認してみましょう。

高値のポイントを軸に水平線を引きました。この水平線が正しいかどうかを確認するには

反発しているポイントが多くあるかどうかを確認するといいでしょう。

実際に、確認できる反発しているポイントをチェックしてみました。

左から、安値となっているポイントが4つと(4つ目はわかりにくいですが、しっかりと反発しています)、下落反発後の高値、一番右にあるポイントは、高値に届かずに下落していますが水平線のラインがしっかり効いて意識されていることがわかります。

このように、正しい水平線を引くと反発しているポイントが多くなります。

初心者の方は、水平線のラインを引いた時に、「反発しているポイントが多いかどうか」を1つの判断基準とするといいと思います。

水平線を引くコツ③複数の水平線のラインを引いて、高値と安値を確認

先ほどのチャートを見ると、水平線で反発しているポイントが安値から、高値に切り替わっていることがわかります。

支持線から、抵抗線へ切り替わったタイミングです。いわゆる「サポレジ転換」とも言われます。

支持線=サポートライン

抵抗線=レジスタンスライン

このように水平線のラインは多くの市場参加者に意識され、安値を維持してきましたが、より強い売りの圧力により、水平線によって維持していた安値を更新しました。

意識されている水平線のラインで反発せずに超えてしまうと、反対に意識されるようになり「安値」から「高値」になり、逆に「高値」から「安値」に切り替わります。

切り替わったタイミングで、高値、安値にそれぞれ水平線のラインを引きます。

水色のラインが安値だった頃には見えなかった水平線のラインが反転下落後、水色のラインが高値に切り替わったことで、安値の水平線が見えるようになりました。

このように水平線のラインは一本だけではなく、高値と安値が切り替わっているポイントを見つけてそれぞれの高値と安値にラインを引くことがポイントです。

黄色の水平線ラインで、反発しているポイントはもうわかりますね。

まとめ:水平線まで引きつけてエントリーしよう

なんのために水平線を引くのか?

それは、エントリーするポジションをできる限り有利にするためであり、損切り、利確のポイントを明確にするためです。

水平線のラインは多くの市場参加者に意識されているラインなので、反発する可能性が高くエントリーするには的確なポイントとなります。

また上昇を続けている相場でも、水平線のラインに到達すると反転下落する可能性も大いにありますので、せっかく伸ばした利益が反転下落し少なくなる前に利確をするポイントとして見ることもできます。

この水平線のラインは過去に機能していた水平線のラインが、現在でも機能するということが多々ありますので、将来に向けて高値の水平線となるか安値の水平線となるのかの判断材料にもなりえます。

初心者の時は、どこでエントリーすればいいのか、どこで利確すればいいのかわからずに利益を減らしたり、逆に損切りができずに損失を増やし、証拠金が減ってばかりになりがちですが

水平線ラインを使い、しっかりと良いポジションでのエントリーを心がけることで、確実に勝率をあげることができるようになりますので、水平線ラインはぜひ活用するようにしてください。

補足

トレーディング上級者には、水平線だけで勝てるという方もちらほらいらっしゃるようですが、初心者のうちは「水平線」や「平行チャネル」などテクニカル分析を複合的に使うことをオススメします。

トレーディングに慣れていくうちに自分にあった分析方法がわかってくると思いますので、そのタイミングまでは多くの市場参加者に使われている方法を用いて取引することが、負けを減らし、自信をつけていく方法だと思います。

負けない取引を目指し、資産を積み重ね、マーケットで生き残っていきましょう。

終わりです。

About Post Author

Kenzo Noguchi

野口 賢三  Kenzo Noguchi 1989年福岡市出身、東京都在住。 国家公務員、デイトレーダー 投資歴7年、外国為替、暗号資産、日本株式等 夢は 「相場を動かせるクジラになること」 Twitter:https://twitter.com/KenzoNoguchi Facebook:https://www.facebook.com/kenzo.noguchi.71/ YouTube:https://www.youtube.com/channel/
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