外国人ビジネスをやっていると、世界中に知り合いができます。僕は現在5か国に渡り、一緒にビジネスができる友人や先輩、遊びにも行ける関係性の人たちがいます。
今日もベトナムに住んでいる先輩のFacebookで、イベントの告知が流れてきました。ベトナムの北部、ハノイという都市で活躍している日本人DJです。
ハノイのメリアホテルという5つ星ホテルのラウンジパーティでDJされてました。DJという傍ら、外国人ビジネスをされている方で、ハノイについて詳しく知っています。ベトナム語もできます。
日本でもイベントやりましょう!って持ちかけてます。
外国人ビジネスの業務の一連の流れを説明します。外国人ビジネスに興味のある方や、何か始めたいけど何をやったらいいかわからないという人向けに書いていきます。
留学ビジネス
留学ビジネスっていうのは、海外の日本語を勉強したいという学生達を対象としたビジネスです。
どのように展開されていくか流れを説明します。最近はベトナム人が急増しているので、ベトナムでの話しをしたいと思います。
- ベトナムに日本語教育を行う学校があります(以下:センター)。高校を卒業した18歳~以降の海外留学を検討している世代が、センターから高校に届けられたパンフレットや、センターが企画したセミナーに参加することで、日本語学校の存在を知ります。
- センターに日本語留学希望者の情報が入れば、つながりのある日本語学校(以下:学校)に連絡がきます。学校職員が留学希望者の面接にいくことになります。出張ですまた更に希望者を増やすために、学校が留学セミナーなどを企画します。
- 学校と希望者が面談し、基準値テストに合格した場合、留学の申請が始まります。また、申請が完了するまでの間、現地の日本語センターでの日本語教育で引き続き日本語の勉強を継続します。
こんな感じの流れで進んでいきます。まず1の段階で、センターはセミナーなどの企画に費用がかかります。そこで集まった学生から、日本語の基礎勉強、留学の斡旋サービスで売上になります。
センター、選びましょう
2では、学校とセンターの代表とで色々な話がされますが、こういったところで、センターの良い悪いを見抜けないと、質の悪い、変な学生が集まったりします。(日本に来て失踪するような学生)悪い学校と悪いセンターが組めば、そりゃ悪い学生が日本にいきます。
3でちゃんと勉強している学生は、日本に来るまでに基礎を覚えてきます。そういう子は真面目に留学してきます。とはいえネイティブの日本語を聞きなれている訳ではないので、来たばかりの頃は緊張してうまく話せなかったりします。
また、3の段階では申請の締め切りが設定されます。間に合わなければ、留学できる機会を逃してしまいます。6か月後に再申請するようになってしまうので、売上に響いてきます。
在留資格認定の申請とか、ビザの申請に必要な書類って現地語で書かれてあるものを翻訳して、日本語にしないといけません。センターが翻訳して作ってくれることがほとんどですが、まぁ間違ってます。なので書類作成に時間がかかります。
センターを間違えると、連絡が全然取れなくなったりするところもあるので、センター選び、マジで大事です。ちなみにこの時の申請人数をもとに、部屋の確保の準備が始まります。物件探し、大変なんです。
- 4 ビザが発給されたら、来日です。来日するフライトチケット情報が送られてきます。この時に空港から学校までの送迎サービスなんかで収入を得ることも個人では可能です。学校職員は、複数の来日学生を対応しないといけないので、外注先した方が早いです。ちなみに送迎サービスの費用を払うのは学生となっています。
- 5 来日後のオリエンテーションを行います。空港から学校、学生寮に送迎して、学生寮の設備やゴミ出しの日を教える。近所のスーパーや郵便局、生活必需品の買い出しなどのサポート業務があります。
- 6 来日した翌日には、区役所に行き住民登録、健康保険手続き、銀行口座開設などのサポート業務があります。ここである程度の会話ができない学生だった場合、センターでの教育があまりできていない学生達です。
3のステップから、4までの期間はおおよそ2か月くらいあります。その間、学校側は寮の物件探しや、新しいクラスの開設とかクラス替えとか歓迎会の準備とか、入学式の会場探しとかの業務があります。
空港送迎は、30分あとでいいよ
学生から、送迎ピックアップサービスを依頼されている場合、空港まで迎えにいきます。あらかじめ、センターの人に送迎者の写真を送って、ネームボードを準備しておけばOKです。
送迎する人は、空港到着予想時刻の30分後くらいを目安に到着出口に行くといいと思います。
なぜなら到着してから、入国までに入国審査があります。旅行客とは違うので審査が長引くことがあります。
到着時刻に合わせて行動していると、1時間以上待ちぼうけを食らう事もしばしばあります。
来日後のオリエンテーションは綿密に
最初が肝心なんです。ゴミ出しのルールなどはとにかく重要なことなので、必ず理解できる言語で行う必要があります。
ルールについて、動画での説明がおすすめです。申請から入国までの間は時間がありますので、ルールについての動画を取りためて、翻訳までしてれば大丈夫です。
学生にとっては、日本で初めて会う日本人となります。緊張しているし、日本語での説明は絶対に理解できません。
動画だと後から何回も見る事ができますので、動画を作りましょう。
外国人ビジネスは、サポート業務から始めるのがおすすめ
外国人ビジネス始める際は、4~6の業務を代行するというように、日本人なら誰でもできるような事からした方がいいと思います。
日本人を相手にする仕事ではないので、もちろん英語ができたりするのは強みとなりますが、できなくても全然OKです。
外国の友達いっぱい増やして、世界中遊びに行けたら最高