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金持ち父さん貧乏父さん改訂版 アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 [ ロバート・T.キヨサキ ]楽天で購入

ビジネスをする上で大事なことは、継続をすることです。今までに無いアイデアを考えつこうと一生懸命になっている人もたまに見かけますがビジネスを始める前の行動としてはこれはあまりいいとは思えません。

現在何かビジネスを走らせている人が、新しい切り口としてのアイデアを考えるというのは、次の売上を作るという意味では必要ですが何も始まっていない時にアイデアを選んでいられるほど、世の中は甘くは無いと思います。

それよりもまずは始めることが必要で、何を始めるのかはあまり重要では無いと考えます。

今日はビジネスを始めてなかなか成果が出ない人や、心が折れかけている方に向けて発信していきたいと思います。

目次

  1. なぜ継続が必要なのか
  2. 継続するためのコツ
  3. Sを本業にするタイミング
  4. まとめ

1 継続が必要な理由

ビジネスで成功している人は、継続という言葉を好んで使います。これはおそらくほぼ全員が同じようにいうと思います。僕もそう思います。

ビジネスを始める人の多くは、自分で事業をするという経験をしたことが無い人がほとんどでは無いかと思います。自分で事業をするという事は、給与ではなく、自分のチカラで収入を得ることです。

そして大事な事は「ほとんどの場合、いきなり収入に繋がることはほとんどない。というのが事実です。厳密にいうと、いきなりマイビジネスで生活できるほどの収入にはなりません。

そのため、生活に困窮し泣く泣く諦めざるをえない状態になってしまう人もいますね。これはまさにビジネスをしたことが無い人が陥る失敗です。

下の図を見てください

縦の軸が「成果=収入」の軸です。そして横の軸が時間軸です。

見てわかるように、ビジネスを始めた人、これから始める人などは上記図の青色の線のように、収入が入ってくるイメージをしているかと思います。

確かにこのように成長していくのであれば理想的ですよね。誰もが羨む成長線だと思います。

しかし、経験したらわかりますが、青色線での成長は確実にありません。幻想です。

現実では赤色の線のように、二次曲線を描くように推移していきます。この理想と現実のギャップに悩まされる人が多いのも事実です。

そしてこの赤い現実線が自分の生活に必要な固定費を上回ることができずにどんどん資産を減らして、自分の貯金が尽きていきます。自分の貯金がどんどん減ってくることに焦り、正常な思考を保てなくなってきます。

ゆっくり、小さくですが赤色現実線は確実にチカラをつけて、ブレイクするまで待機しています。成功するために、そのチカラを信じて継続をするしか無いんです。

2 継続するためのコツ

先ほど述べたように、起業の一番のリスクは創業期に売上<支出の状態が続くことが原因です。

特に初期投資を大きくスタートさせた人はその回収もできずに終わってしまう場合もあります。これではまさに多くの人が思っている通り「起業はリスクが大きい。失敗したら人生が終わる」になってしまいます。

逆にいうと、支出を支払える分を確保した上で事業をスタートできればあとは売上が上げた分収入になりますので自分のやる気が続くかぎり事業を継続することができます。

そのためにやることはE+Sでスタートするのがオススメです。

Eとは、employee(エンプロイ)で従業員という意味

SとはSelf employee(セルフエンプロイ)自営業という意味

このグラフは、先ほどのグラフを補足するために作ったものです。縦の軸が収入、売上、事業規模の軸です。横は時間軸

青色の線が自分の固定費です。固定費の定義は、生存が約束される金額です。税金、食費、ライフライン、家賃、事業のランニングコストなどを合計した金額を固定費としています。

創業時の売上が無い時期にこの固定費は生活を圧迫してきます。ですので固定費はできるだけ低く、限界まで下げて生活をすることをオススメします。

固定費は一旦上がってしまうと、下がりにくくなります。なぜかというと生活のための費用を下げる=生活水準が下がることになるからです。

今までだと外食だったものを自炊に変えたり、飲み会などの回数を減らしたり、携帯を格安キャリアに変えたり、方法は無数にあります。

また自分のビジネスを持っていると節税の対策もできて、従業員として働いている税金を下げることもできます。

これ以上下げられないという限界まで下げましょう。

その上で、オススメの行動は

その生活を確保するために必要な金額を確保するために、企業に勤めるということです。

企業に勤めることで得られるメリットは、固定費を安定して確保することができます。

そうすることで、毎月の生活のためのお金を稼ぐ必要性が無くなります。心に余裕を持って事業の拡大に集中することができる方法です。

企業に勤めることで得られるものは給与。その企業での仕事に情熱を傾ける必要はありません。なぜならあなたの熱意を傾けるものはあなたの事業だからです。

しっかりまずは時間を使い、収入を得ましょう。副業として自分の事業を開始するくらいのゆっくりとしたスタートでいいと思います。

3 Sを本業にするタイミング

まず第一の目標としては固定費<Sの収入→副業を本業にという所に置いていいと思います。

Sの収入が固定費を超えて、半年継続できたタイミング

この図の赤丸のあるポイントがSの収入>固定費のタイミングです。自分の努力次第で1年以内でも可能だと思います。ですが、ポイントは

Sの収入>固定費の期間が最低でも3ヶ月

これだと思います。単月で大きく売り上げをあげたとしてもすぐに売上がなくなることもあります。安定して3〜6ヶ月収入が入り続けたら会社をやめても自力で固定費を確保できます。

とは言え上記のグラフにも示した通り、Sとしての収入も頭打ちがあります。自分一人でやっていると時間的にも体力的にも限界値がきます。

サラリーマンよりも圧倒的に稼げるのがSのメリットと醍醐味ですが、自分が動けなくなった時(怪我や病気)に収入が入ってこなくなるのが最大の注意点です。

またそういった問題に対してのリスクヘッジなどを自分で考えて実行する必要があります。

とは言え、E+Sの期間で自営業者としての経験を積むことができますのでその間に勤めている会社の経営手法などを学べるところは学び、自営業者のコミュニティなどで疑似体験をしたり、経験を学ぶことで多くのものを得ることができます。

大きく飛び上がるためには屈伸運動が必要です。また屈伸を始める前の準備運動期間、ウォーミングアップの期間が必要です。

4 まとめ

これからは収入源がいくつもある状態を目指さないと、生活に困窮する時代です。はっきりいって悠長に構えている時間は無いと思います。

会社ではリストラが当たり前に始まり、日本一の大企業も終身雇用制度を廃止し、どんどん人件費の削減に走り始めました。

また新しい世代の台頭により、年功序列のシステムも継続していくことができないので、下克上の始まりです。

しかし、経験が無い中でいきなり会社をやめて起業することがリスクが高いのでまずE+Sで経験値を貯めながら、事業の確実な拡大をさせることに注力をすることをオススメします。

ポイントを以下にまとめました。

  • まず始める
  • 固定費を極限まで下げる
  • 継続する方法を探す(オススメはE+S)
  • S本業のポイントはS収入>固定費

ビジネスをする上で男性か女性か、性別は関係ありません。年齢も関係ありません。インターネットの普及で場所さえも問われなくなってきました。

こんなに環境が整っているということは、起業しやすい環境作りを継続して続けてきてくれた誰かがいるということです。

先人に感謝の気持ちを忘れずに、その環境を余すことなく利用することであなたは成功に近づくことができると確信しています。

お互いに頑張りましょう。

終わります。

About Post Author

Kenzo Noguchi

野口 賢三  Kenzo Noguchi 1989年福岡市出身、東京都在住。 国家公務員、デイトレーダー 投資歴7年、外国為替、暗号資産、日本株式等 夢は 「相場を動かせるクジラになること」 Twitter:https://twitter.com/KenzoNoguchi Facebook:https://www.facebook.com/kenzo.noguchi.71/ YouTube:https://www.youtube.com/channel/
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