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暗号資産、主にBitcoinをベースとしてお話ししていきます。

2019年5月31日慣れ親しんだ「仮想通貨」という言葉から「暗号資産」への名前が変わるなどを盛り込んだ「改正資金決済法」が、参議院本会議で可決・成立しました。

「改正資金決済法」では、「仮想通貨」の名称を「暗号資産」(Crypto-asset)に変更となります。

G20などの国際会議でも「暗号資産」との呼び名が一般化しているようで、金融庁も『国際的な動向等を踏まえた』と名称変更の理由について説明しています。

金融庁は財務省のぶら下がりですので、G20に参加した麻生財務大臣、日銀の黒田総裁などの意見も入っている事でしょう。世界水準に合わせることを意識しているのだと思います。

つまり、世界196か国から選ばれた、20のリーダーシップを取っている国のリーダー達がこの暗号資産を資産だと認めているという事実をまず知っておきましょう。

暗号資産とは

暗号資産とは、仮想通貨の別の名称で、2020年5月1日から暗号資産という名前で呼ばれています。代表的なものにBitcoin、ビットコインというものがあります。

また別の意味では、暗号資産とは、電子的に取引のできるお金のことです。その正体はただの電子情報です。

もっと正確に言えば、希少価値の高い、高いセキュリティに守られた暗号です。

イメージができない場合は読み進んでください。

資産とはなにか

資産というものを今流通している紙幣で考えてみましょう。

今”紙幣”という”信頼のある紙”を大事に持っているかと思います。通常は銀行が保管、管理しているものです。

銀行が紙の紙幣を預かり、あなたの口座に数字を入力してくれます。あなたの資産はその数字になります。銀行が許可をしない限り、その数字は変わることはありません。

そしてその”銀行が発行した数字”を根拠に、あなたは価値のついた”商品”とその数字を交換することができます。

もしくは銀行に行き、その数字を根拠にそれと同等の価値を持つ”紙幣”と交換し、そして更にその紙幣を何かの商品と交換しています。

あなたが”紙幣”を銀行に預けて銀行口座に数字を入力してもらった時点で、その数字は電子情報となっています。

資産という意味だと、何か価値のあるもの(あると思われているもの)と交換ができればそれは資産という意味になるのではないかと思います。

何か商品を買う、食材を買う、サービスを受けるなど対価が必要な場合に使いやすい”紙幣”という資産を渡していたものが、データを渡すことになりました。

このデータは今信頼があり、家、土地、車、サービスを受けるなど何にでも使える便利なものになりました。インターネットがない時代にはなかった概念です。

データは資産

これまで、就労や事業で得た、”紙幣”もしくは”誰かの銀行口座からの電子データ”を、銀行との取引で”紙幣と交換”していました。

それほどに”紙幣”というものの信頼が厚い。紙幣、硬貨がなければ生活ができないという状況です。それほどに生活の中に染みついています。

ですが、最近では普段から”紙幣”もしくは”硬貨”を使う機会は減っていると思います。

○○ペイやクレジットカードなどのサービスが普及したおかげで、”紙幣”を持って移動することが少なくなってきた。

ショッピングをするときも、スマホの画面上で操作し、クレジットカードの情報(電子データ)を入力することで、相手に自分の資産である”電子データ”を送ることができている。

画面上で数字を並べて、相手の口座にデータを送る。

まさにデータのみでやり取りをしていることに気付きます。これこそがデータが資産になっている証拠です。

事実、そのデータを”価値のあるもの”と思って、相手に送信、受信しているわけですから少なくとも信頼はしているのだと思います。

お金とはそういうものなのです。時代、用途によって価値のあるものは変わり、その代替えとなるものが必ず現れるものです。

貝殻→石→金→紙幣という風にお金の形は時代によって変わってきています。

そして今、貝殻→石→金→紙幣→電子データという風に変わりました。

データを買う

暗号資産というものをイメージしてみましょう。

例えば”紙幣”の肖像画の下に「XX543313N」と書かれてあります。

この「XX543313N」と書かれてある”紙幣”には10,000円の価値があると信じられています。

そして、10,000円という価値は「基軸通貨」である米ドルを基準に価値が決まります。

これと同じように例えば「XXXYYYZZZ0001」←(暗号だと思ってください)という電子上のデータに価値があると信じられているのが暗号資産です。

この「XXXYYYZZZ0001」という暗号1つに、2020年4月28日現在で約830,000円の価値がついています。

そして、この暗号は、世界で2100万しか流通させないことになっています。

地球上に2100万しかない暗号。希少価値が高いのはよくわかりますね。

この暗号はだれもが持つことができます。現在それと同じ値打ちのあるものと交換すればいいのです。その暗号資産を販売している会社はたくさんあります。

暗号資産を販売している会社の暗号資産と、あなたの銀行発行の電子データの交換をすれば暗号資産をもつことができます。つまり買うということです。

データでデータを買う。そんな時代になりました。

まとめ

暗号資産はこれからももっと存在感をまし、近い将来もっと価値のあるものに変わっているでしょう。

これまでの資産の概念を捨てて、より時代に適した資産を構築するように心がけることが、資産を築くポイントになってくるのではないかと思います。

名称は変わりましたが、暗号資産、その価値はますます増すと思われますので

今日も”買い”です。

About Post Author

Kenzo Noguchi

野口 賢三  Kenzo Noguchi 1989年福岡市出身、東京都在住。 国家公務員、デイトレーダー 投資歴7年、外国為替、暗号資産、日本株式等 夢は 「相場を動かせるクジラになること」 Twitter:https://twitter.com/KenzoNoguchi Facebook:https://www.facebook.com/kenzo.noguchi.71/ YouTube:https://www.youtube.com/channel/
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