暗号資産投資を始めようと思っている人向けのお話しです。
結論は暗号資産は安く買ったら高く売れるので、安いときに買うべきです。
当たり前のような当たり前です。約4年暗号資産投資をしていますが最近分かってきたことがあるので経験を踏まえながら、ポイントをお話ししていきます。
2020年5月8日現在ではまだ手元には来ていませんが、国民一律給付ということで、日本国民全員の所得10万円。ありがたいことです。
実際の数字はわかりませんが、少なくともある一部の業種、仕事に関しては給与が下がる事もなく、むしろ成長している企業もあるようです。
このパンデミックは世界中の誰もが予測していなかった出来事だと思います。
しかも生活に困窮していない人もいる中、給付が遅れるからということで富裕層にまで給付となります。困窮していない、富裕層の方が一体何に10万円を使うのか、答えの一つに投資があります。
新型コロナパンデミックにより、経済面、生活面で打撃を受けた企業、個人も多いです。さらに石油の値段も下がり、貿易、航空、輸送、人の移動に対してのサービスは軒並みマイナス成長になっています。
企業への投資をするのも応援するという意味ではいいのかもしれませんが、今は先も見えない状況ですので、一度資産を移動させるのもいいかもしれません。
世界的にみて、危機的状況にあるときは、金、シルバーなどの資産に投資が集まりますが、デジタルゴールドと言われる暗号資産も注目が集まっています。
暗号資産が安いとき(買い時)
いつが買い時なのか、それは安いときです。
今は「半減期」と呼ばれる、暗号資産投資家にとっての一つのお祭りのような時期に差し掛かっています。
そのお祭りに釣られて、多くの人が関心を寄せている暗号資産投資、その価格も上がっていきます。
例えばビットコイン、一時的ですが過去最高額は240万を超えました。その後、大局で見ると激しく上下を繰り返しながらその価格は下がっていっています。
その乱高下の中、どの金額帯(相場ではレンジと言われます)が安いと思うのか、それは人それぞれの主観によるものですので、明確に安いという時期は断言できませんが経験上買うなら30万~50万のレンジで買います。
5月9日時点での価格は106万円前後になっています。108万を上限に一旦下降気味です。
買い時のレンジ価格帯から考えると倍以上になっているので、個人的には高いと感じます。
上がったものは必ず下がります。そして、ここ数年の推移を見ていると、100万円を超えて推移している時期は少なかったように思います。
今、暗号資産投資をはじめようと思っている人は市場の熱気に惑わされず、安い時を待って買うことをお勧めします。
一旦下がり始めると、また高値に戻ってくるか心配にもなりますが、下がったものは上がるという法則になっているようですので、そこまで心配する必要はないかもしれません。
安いときに買う、これだけは忘れたくありません。
暗号資産の希少価値
暗号資産は資産としての価値があるのか?ということに着目したいと思います。
少し金(ゴールド)の話をしますが、地球上でこれまで金が採掘された総量はわずか約183,600トンと言われています。これは、国際基準プール約4杯分です。
全世界の金(ゴールド)があってもプール4杯分という非常に少ない量ですね。
現在、金は年間3,000トン前後のペースで産出されており、その他、市場からの回収などによって供給される量と合わせて年間で約4,500トン前後の世界の需要がまかなわれています。
比較して、暗号資産(ビットコイン)ですが、これは世界で初めて生まれた暗号資産で総量は2100万枚しか発行されません。(デジタルなので枚と表現するのも違和感がありますが)
そのため、希少価値としては非常に高いです。仮に世界人口70億人に振り分けると、一人当たり0.03枚になります。これは現在のビットコインの価値で考えると約31800円です。※ビットコインは1枚106万前後を推移しています。0.1枚や0.01枚という単位で購入することができます。
暗号資産と呼ばれるものは今では2000を超える種類があると言われています。
そしてビットコインはその数多くある暗号資産の基軸通貨の役割をしています。
基軸通貨と言えば、ドルですが、暗号資産業界での基軸通貨はビットコインです。
2100万枚しかないという希少性、今はまだ仮想通貨界隈での基軸通貨となっていますが、世界の通貨がデジタル化されていくという流れは進むと思いますので、その時にデジタルの資産として活躍する可能性は大いにあります。
最初の投資として
暗号資産に限らず、投資を始める予定の人は、長期的にもつということを意識することが大事です。
もっというと、暗号資産をもっていることを忘れておけるくらいの感覚でいることが大事だと考えています。
あくまでも余剰資金(なくなっても生活に困らない範囲の金額)から始めていくべきです。
まずは自分の一か月の固定費(毎月、生活にかならず必要なお金)を把握して、その3か月分を確保しておくといいと思います。
そのうえで余剰資金をどんどん投資に回していくといいと思います。
ただ冒頭でも説明しましたが、高いときに買うと安くなった時に資産は目減りしますので安いときに買うということを意識していればいいと思います。
例を挙げると、1ビットコイン=50万円のときに、自己資金10万円を投資します。
そうすると0.2ビットコインを買うことができます。現物で0.2を保有しておく。
この現物保有をコツコツと増やしていき、1年間保有することをおススメします。
1年間の金額の推移を把握し、自分のお金が減ったり増えたりするのを毎日チェックします。そうすることで1年間でいつ安かったか、高かったかがわかるようになってきます。
暗号資産投資家は増加傾向
マネックスグループが5月7日、19年3月期の通期決算を発表しました。
暗号資産取引所のコインチェックについては、金融費用及び売上原価控除後営業収益が38億1200万円(前年度比83.5%増)、税引前利益は2億9300万円の黒字(前年度は17億3200万円の赤字)となったようです。
コインチェックはマネックスグループに入り、通期での黒字は初だとのことです。
GMOコインも決算を発表。売買代金2.6兆円(前年同期比で5倍以上の増加)、口座数は31.1万口座(前年同月末比で25%以上増加)、預り資産残高283億円(同40%以上の増加)。
これらのニュース記事から読み解くと、暗号資産へ投資をしている投資家は増え続けているといことがわかります。
さらに自粛規制、フリーランスとしての活動など自宅にいることが多くなり、また働き方についても見直されている最中です。
自宅にいて、貯金以外で資産運営が意識されている傾向が見られます。
まとめ
暗号資産投資家の増加傾向、個人が資産運用を積極的に行うべきという声が非常に高くなってきました。その意見には私も賛成します。
個人が自ら資産を運用することで、税金や経済に関心が湧き、さらに経済活動が活発になることを望めます。
投資はギャンブルではありません。ルールを決め、知識を学びながらやることで多くのメリットを得る事ができます。